4月7日(日)、午前10時より、天保山公園に2014年に建立し、今年でちょうど10年目になる節目の日に鹿児島県(市)日中友好協会では『中国人養父母感謝の碑』を参拝しました。
今年も昨年に引き続き福岡から新任の中華人民共和国福岡総領事館の楊慶東総領事が出席して.花を手向けました。
献花の後、海江田順三郎県日中友好協会会長の挨拶に続き、楊慶東総領事の挨拶を頂きした。
ここに海江田会長の挨拶の一部を紹介させていただきます。
大家好!皆さまお早うございます。
本日は清明祭に当たりここ『中国人養父母感謝の碑の前にお集まりいただき心よりありがとうございます。
今年も中華人民共和国福岡総領事館よりご多忙にも拘らず、楊慶東総領事ご一行ご3名がご来会賜りましたことを衷心より有難く感謝申し上げます。
御承知の通り先の第二次大戦の末期に中国東北地区に起きまして・ソ連軍の不法侵入する大混乱の逃避行中に家族と離れ離れになった日本人の多数の孤児が発生しました。
これら孤児たちの悲惨な状況を見かねた中国人は孤児たちをそれぞれの家に引き取り、養子として我が子同様に養育され、年老いて子供たちより介護を受ける時期に子供等を快く日本に帰国させていただきました。私たち日本人はこのような中国人養父母の大恩を決して忘れてはならないと思います。
日中関係の改善と親善友好の促進に努力し、残留孤児養父母の遺徳、恩義に応えていかねばならないと考えます。
日中友好協会へのご教導、ご協力をお願い申し上げてご挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。
鹿児島県日中友好協会 会長 海江田順三郎
2024年(令和6年)4月18日南日本新聞掲載された