鹿児島県-江蘇省
鹿児島県と江蘇省は,昭和60(1985)年から農業分野での技術交流を契機に,海外技術研修生や国際交流員の受入れ,訪問団の相互派遣,青少年の派遣などを通じて交流を深めてきました。
これらの交流の実績を踏まえ,平成10(1998)年8月に,第1回鹿児島県・江蘇省交流協議会を開催し,交流促進のための意見交換等を行い,以来,毎年相互の地で開催しています。
平成17(2005)年1月には,第7回交流協議会を江蘇省南京市で開催し,行政,観光,スポーツ等の幅広い分野の交流について協議を行いました。
今後も,この交流協議会を柱に,幅広い交流を促進することとしております。
【江蘇省の概要】
人口 7,405万人(全中国 第5位)
面積 10.26万平方キロメートル
省都 南京市(人口 約570万人)
その他
中国大陸の東都沿海地区に位置し,長江,淮河の下流域に広がる。
東は黄海,西は安徽省に連なり,南は上海,北は山東省と境界を接する。
亜熱帯から温帯に広がり,気候は温暖で降水量も多い。 平坦な地形で平原が広く,川湖が豊富にあり,河川網が発達している。
工業生産額は全国1位,肥沃な耕地が比較的多く,全国有数の穀倉地帯である。
鹿児島市ー湖南省長沙市
長沙市の紹介
長沙市は湖南省の省都で、人口約700万人を有する大都市です。また、温暖な気候、水資源に恵まれ、中国屈指の穀倉地帯の中心都市でもあります。
姉妹都市になった動機 鹿児島は中国大陸に近く、鑑真和上や遣唐使船など歴史的関係も深いことから、中国との交流を求める気運が高まりました。
1981年11月に各界代表が中国の各都市を訪問するなど、中国との友好を深めていきました。こうしたなか、長沙市から友好都市締結の申し入れがあり、先遣視察団が鹿児島市を訪れるなど交流が深まり、友好都市の盟約が締結されました。
締結後の交流 友好都市締結を記念して、長沙市に「友好和平」の像を、鹿児島市に「共月亭」を建設、友好都市締結2周年記念誌の発刊、日本語図書の贈呈(「鹿児島文庫」の設置)、動物交換、伝統芸能の公演、中国商品展等における伝統工芸や書画の紹介、友好訪問団等の相互訪問、農業実習生の受入、医学や水道、行政、環境の研修生の受入、青少年の翼事業による高校生の派遣、市電長沙号の運行など
位置 湖南省
面積 11,818平方キロメートル
人口 613万人