第20回 定時総会が令和6年6月1日(土)
鹿児島市の「サンエールかごしま」にて開催されました。
2005年(平成17年)に当時の駐日本中国特命大使の王毅(現中国外交部長)の来鹿講演を機に県の鹿児島県日中友好協会が設立しました。
当時の伊藤鹿児島県知事を名誉会長に新会長に海江田順三郎が就任しました。
県と市の協会を合わすと40年近く協会会長を務められました海江田氏は辞任に際し「わたしは昭和3年生まれで現在95歳?になります。あまりに長く勤め過ぎましたかね』と笑顔で辞任の弁を語られました。どうしてどうして、しっかりしておられ、未だ100迄はがんばれそうな聡明で闊達な会長でした。(全協会員の弁)さて、今回、協会設立20年を機に協会の若返りと刷新を込めて第2代会長に鎌田 敬氏が就任いたしました。
鎌田氏は元・鹿児島県行政書士会会長をつとめ国際間の労働問題や外交ビザ申請など詳しく、日中間が何かと厳しい中、両国の民間交流の旗手として日中友好協会を引っ張っていくに最適な人材であります。
鎌田新会長挨拶
又第5号議案 役員変更の承認について では
新しく 増田末男氏が新理事に就任しました。氏は県日中友好協会女性委員会理事(統括)
海江田順三郎会長は名誉会長に就任しました。
総会の第2部として講演(15:05~15:40)
講師:鹿児島大学グローバルセンター長 尾崎孝宏教授(文化人類学専門)
演題:VIVANTの国 モンゴル
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4月7日(日)、午前10時より、天保山公園に2014年に建立し、今年でちょうど10年目になる節目の日に鹿児島県(市)日中友好協会では『中国人養父母感謝の碑』を参拝しました。
今年も昨年に引き続き福岡から新任の中華人民共和国福岡総領事館の楊慶東総領事が出席して.花を手向けました。
献花の後、海江田順三郎県日中友好協会会長の挨拶に続き、楊慶東総領事の挨拶を頂きした。
ここに海江田会長の挨拶の一部を紹介させていただきます。
大家好!皆さまお早うございます。
本日は清明祭に当たりここ『中国人養父母感謝の碑の前にお集まりいただき心よりありがとうございます。
今年も中華人民共和国福岡総領事館よりご多忙にも拘らず、楊慶東総領事ご一行ご3名がご来会賜りましたことを衷心より有難く感謝申し上げます。
御承知の通り先の第二次大戦の末期に中国東北地区に起きまして・ソ連軍の不法侵入する大混乱の逃避行中に家族と離れ離れになった日本人の多数の孤児が発生しました。
これら孤児たちの悲惨な状況を見かねた中国人は孤児たちをそれぞれの家に引き取り、養子として我が子同様に養育され、年老いて子供たちより介護を受ける時期に子供等を快く日本に帰国させていただきました。私たち日本人はこのような中国人養父母の大恩を決して忘れてはならないと思います。
日中関係の改善と親善友好の促進に努力し、残留孤児養父母の遺徳、恩義に応えていかねばならないと考えます。
日中友好協会へのご教導、ご協力をお願い申し上げてご挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。
鹿児島県日中友好協会 会長 海江田順三郎
2024年(令和6年)4月18日南日本新聞掲載された
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